第103回全国高校サッカー選手権大会決勝戦 〜記録的な観客動員数〜
第103回全国高校サッカー選手権大会の決勝戦が1月13日に東京の国立競技場で開催されました。観客数は5万8347人に達し、この大会の記録を大きく更新しました。これまで成人の日に固定されて以降、第81回大会以来最多の観客動員数を誇ります。この記事では、高校サッカー決勝にまつわる情報を詳しく紹介します。
豪華カード:前橋育英 vs 流通経済大柏
今回の決勝戦では、高校サッカー界の中でも最高峰のプレミアリーグEASTに所属する前橋育英(群馬)と流通経済大柏(千葉)が対決しました。この両校の決勝戦は2017年の第96回大会以来、実に7年ぶりの再戦です。全国的に注目される“名門対決”ということで、チケットも早々に完売しました。観客数は青森山田vs静岡学園で5万6025人を記録した第98回大会の過去最多記録を上回り、史上最多となる5万8347人を記録しました。
大会の合計観客数の記録
第103回大会の合計入場者数も驚異的なもので、35万7484人が会場に足を運びました。これまでの最多記録は第98回大会の33万6999人でしたが、その記録を上回る結果となりました。ここからも高校サッカーへの関心の高さが伺えます。
試合結果のダイナミックな展開
試合の展開も見どころ満載で、両チームが1-1のまま激しい攻防を繰り広げ、10分ハーフの延長戦に突入しました。最後まで目を離せない展開は、観客を釘付けにしました。
過去の高校サッカー決勝の観客動員数ランキング
- 第98回大会: 静岡学園(静岡) 3-2 青森山田(青森) — 5万6025人
- 第102回大会: 青森山田(青森) 3-1 近江(滋賀) — 5万5019人
- 第97回大会: 青森山田(青森) 3-1 流通経済大柏(千葉) — 5万4194人
- 第94回大会: 東福岡(福岡) 5-0 國學院久我山(東京) — 5万4090人
- 第101回大会: 岡山学芸館(岡山) 3-1 東山(京都) — 5万868人
以上のように、多くの観衆が高校サッカー決勝戦に足を運ぶ理由は、その熱狂的な試合展開と共に、地元や有名校への応援の力強さがあるからです。今後もこの盛り上がりが続くことを期待しています。