新たな時代を切り開いた『ワンダショ』―『プロセカ』4周年記念ライブレポート
今年9月で、サービス開始から4周年を迎えたアプリゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』(以下、『プロセカ』)。この作品は、**VOCALOIDシーンの再興**やリアルとバーチャルを繋ぐ新しいライブスタイル「コネクトライブ」を確立し、未来を切り開いてきました。そこで今回は、4周年を記念するコネクトライブ『4th ANNIVERSARY Brilliant Stage』の様子をご紹介します。
ワンダショの魅力溢れるステージ
この記念公演でトップバッターを飾ったのは、「ワンダーランズ×ショウタイム」(以下、ワンダショ)です。彼らのステージでは、「世界を照らすテトラッド」や「フィラメントフィーバー」などが華やかに披露され、完成度の高いエンターテインメントを提供してくれました。楽曲は多様でありながらも、それぞれに個性的な展開が楽しめ、観客を引き込む密度の濃さが魅力です。
また、今回のライブの特徴として、**各ユニットによるトークタイム**が長めに取られており、ワンダショのメンバーたちが繰り広げるアドリブ感満載のMCが盛り上がりを見せました。この自由なやりとりは、彼らのユニットの魅力をより一層引き立てていました。
バーチャル・シンガーたちとともに歩むユニットたち
続いて登場した「Leo/need」(以下、レオニ)や、「MORE MORE JUMP!」(以下、モモジャン)のステージでは、それぞれの過去と未来を繋ぐ楽曲が披露され、観客たちの心を打ちました。特に**モモジャンのステージ**では観客とのリアルタイムなコミュニケーションが行われ、新衣装でのパフォーマンスはまさにこの公演のハイライトとなりました。
そして「25時、ナイトコードで。」(以下、ニーゴ)のステージでは、彼女たちの個性溢れるパフォーマンスが展開されました。彼女たちの楽曲は心に響くメッセージ性が強く、感情豊かなステージングが印象的でした。
ビビバスが見せた最高到達点のパフォーマンス
最後に登場した「Vivid BAD SQUAD」(以下、ビビバス)は、これまでの目標を達成して以降初となるライブで、圧倒的なパフォーマンスを披露しました。「Beyond the way」や「シネマ」などの曲が披露され、観客たちに感動を与えました。
その後のMCで見せた親しみやすいやりとりに続き、**彼らの象徴とも言えるナンバー「ULTRA C」**で公演はクライマックスを迎えました。一瞬の暗転の後、客席最前列での大迫力のパフォーマンスが、観客に驚きと興奮をもたらしました。
バーチャル・シンガーによるエモーショナルな締めくくり
公演はアンコールステージへと進み、バーチャル・シンガーたちが再び舞台に上がります。「番凩」から「メルト」まで、馴染みのある楽曲が続き、観客の声援が絶え間なく響きました。
最後のセクションでは、**4周年を記念した「熱風」**が歌われ、未来への希望を象徴するステージの幕を閉じました。この特別な空間は、観客たちにこれまでの歩みを思い返すと同時に、これからへの希望と期待を胸に残す、記念すべきイベントとなったのではないでしょうか。
『プロセカ』の中でも特に人気を誇るユニット「ワンダショ」は、今後もその魅力でファンを魅了し続けるでしょう。