農家がトラクターで町内行進 – 持続可能な農業を訴える
島根県吉賀町の農家、トラクターで町内行進
生産資材価格の高騰など農業経営が厳しい状況の中、島根県の吉賀町農政会議は、消費者に持続可能な農業の重要性を呼びかけるため、トラクターで町内を行進しました。26台のトラクターや軽トラックが集まり、「国消国産(自給率UP!)」「農業者に寄り添った農政を!」との横断幕やマイクで訴えながら、JAしまねの農産物集出荷場から同町役場まで約3キロの行進を行いました。
地域の子どもたちからの温かい反応
小雨が降る寒空の中、行進中に保育園のそばを通過した際、園児たちが野菜が描かれた旗を振りながら見送りました。この光景に、農家らの心は温かさと感動に包まれました。
地元自治体への要望書提出
行進の終了後、農政会議の斎藤一栄会長は、同町役場で岩本一巳町長に要望書を手渡しました。斎藤会長は「農民の要求を高らかに掲げ、訴えることで自負心が育まれる。この小さな一歩が大きな波となり、全国に変革をもたらすことを願っている」と意気込んでいます。