中国の海上活動、90隻以上の艦船展開
台湾中央通信報道
台湾の中央通信社によると、中国軍と中国海警局が最近、計90隻以上の艦船を展開していると、台湾当局者の話として伝えられました。1996年の台湾海峡危機以来、これは「最大規模の海上軍事行動」となります。
海軍と海警局の活動
この数日間、中国海軍は船団への攻撃を、海警局は船の臨検などをシミュレーションしたとみられています。演習展開には計70日間が必要であるとされています。
台湾国防省コメント
台湾国防部は90隻超の中国艦船活動について、「非常に驚くべき数だ」と表明し、これらの艦船は九州から台湾を通り、南シナ海に延びる第1列島線から小笠原諸島を経由し、グアムやパラオに至る第2列島線に展開していることを明らかにしました。
頼清徳総統外遊と中国軍演習
頼清徳総統が11月末から12月上旬に外遊したことを受け、中国軍が台湾周辺で軍事演習を行うとの観測があり、台湾は情報収集と警戒を強化しています。