【三億円事件】とは - 昭和の名刑事・平塚八兵衛の回想録
1. 警視庁での活躍から週刊新潮への転身
今年で創立150年となった警視庁で、“昭和の名刑事”と呼ばれた平塚八兵衛氏(1913~1979)は警視庁退職後、『週刊新潮』で回想録を連載した(「八兵衛捕物帳」昭和50年4月17日号~同12月25日号)。連載の終盤で、三億円事件の時効(同年12月10日)を迎えている。
2. 三億円事件の謎と“名刑事”平塚八兵衛の言及
回想録でも何度か同事件に言及しているが、その中で平塚氏が特に強調していたのが、「犯人の年齢」と、日本中に流布され有名になった「犯人のモンタージュ写真は似ていない」ということだった。その理由とは何か――名刑事が遺した捜査の極意と、三億円事件の犯人像とは……(引用は全て上記連載から。全3回の第3回)
【写真で見る】昭和の名刑事・平塚八兵衛の在りし日の姿と、三億円事件の現場や遺留品など