伊藤敦樹、初ゴールでヘントを勝利に導く
ヘントでの初ゴール
ベルギー1部ヘントの26歳MF伊藤敦樹が現地時間12月7日の第17節シント=トロイデン戦でDF渡辺剛のアシストから移籍後初ゴールをマークした。現地メディアでは試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出された。
今夏にJ1の浦和レッズからヘントに完全移籍した伊藤は0-0の後半17分、嬉しい移籍後初ゴールを挙げた。コーナーキックのこぼれ球を拾った渡辺の落としから右足を一振り。小久保の手を弾いてそのままネットに突き刺さる弾丸のようなシュートを叩き込んだ。
試合はその後に追加点を奪ったヘントが2-0で勝利を収めている。
試合の評価
現地メディア「sporza.」は伊藤を試合のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出。「力強いシュートでヘントにリードをもたらし、それ以外にも目を引くようなプレーを見せた。スピリットを持った日本人だ」と高く評価されていた。
また、同じく現地メディアの「Voetbalkrant」はヘントに伊藤敦樹、シントトロイデンに伊藤涼太郎が所属していることもあり、「イトウ対決はホームチームのイトウが勝利した。彼は渡辺のパスを受け、フリーで強力なシュートを放った」とその活躍を伝えていた。
持ち味である威力十分のミドルシュートで欧州での初ゴールを奪った伊藤。ヘントでのさらなる活躍が期待される。