太平洋戦争開戦記念日:被擊落的海軍飛行員町元善春さん
町元善春さんの生涯
昭和16年、太平洋戦争が始まってから3年8カ月が経過した8日。日本海軍二等飛行兵曹であった町元善春さん(えびの市出身)は、20歳で命を落としました。彼は当時の米ハワイ州・真珠湾攻撃に参加中、撃墜されたのです。
手紙や写真の記録
町元善春さんの孫である博文さん(75歳・えびの市湯田在住)は、町元さんが出撃直前に撮影したと思われる攻撃隊の写真や、真珠湾攻撃時に同じ分隊に所属していた操縦士からの手紙のコピーなどを大切に保管しています。これらの資料は、当時の様子を伝える貴重な歴史的資料として評価されています。
歴史の継承
戦史の専門家は、これらの写真や手紙が歴史を語り継ぐ上で重要な役割を果たしていると指摘しています。町元善春さんを含む多くの犠牲者たちが果たした役割や、彼らの勇気について語り継ぐことが、我々にとって重要な使命であると言えるでしょう。